2024年6月の投信への資金流入は1兆円超え。6ヶ月連続の1兆円超えです。

資産運用

2024年6月の国内公募の追加型株式投資信託の資金は、設定額から解約・償還額を差し引いて1兆5088億円の資金流入超過だったことを報じています。設定額が解約・償還額を上回るのは13カ月連続で、1兆円を超えるのは6カ月連続だそうです。

資金流入額1位がeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)「オルカン」の1962億円、2位が「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の1682億円、3位が「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース」の1299億円でした。 この上位3位は前月と同じだったようです。新NISAがスタートした2024年1月に一括投資をする投資家のまとまった資金流入があったことは想像できます。しかし、1月から6月まで、ほとんど全ての月で1月の流入額を上回る資金流入が続いています。そして、2023年比較すると、資金流入額の大きさに驚くばかりです。
特に2024年は年初から株価が絶好調です。日本でも日経平均株価とTOPIXが史上最高値を更新したり、多くの国で主要な株価指数は史上最高値を記録しています。また、歴史的な円安も追い風に、オルカンやeMAXIS Slim米国株式(S&P500)などの円建ての海外資産は爆上げ状態です。

ただ、最近ではトランプ元米国大統領が、円安ドル高への懸念を表明した瞬間に円高に振れたり、絶好調の株価に対しても年末に向けて下落予想が出ていたりと、未来のことは全く分かりません。


波乗りうーたんの様な素人インデックス投資家のできることは限られていて、とにかく淡々とオルカンなどのインデックスファンドを購入していくしかないと思っています。逆に、それさえしていれば、ほとんどのプロの機関投資家に勝てることもデータが示しています。

今後、米国では大統領選挙が、日本では自民党総裁選が行われます。株価の行方はどうなるか分かりませんが、長期的には右肩上がりに上がっていくと思います。為替については損をしたり得をしたり、いろいろあると思いますが、株価の成長は為替リスクを打ち消す位のエネルギーがあると思っています。為替に関しては、現在は歴史的な円安で、「もう過度な円高にはならない」的なことをYouTubeやSNSで見かけることもありますが、2011年に1ドル75円台の「歴史的な円高」を経験しています。今後もそのような歴史的な出来事が起こっても不思議ではないと思っています(そもそも2011年に1ドル160円を超える様な円安を予想できた人いたでしょうか…?)。
今後も、波乗りうーたんの様なド素人インデックス投資家は淡々とオルカンをメインとした、インデックスファンドを購入していきます。あとは生活防衛費の現金と個人向け国債の量も確認しつつ、株価が暴落しても投資を続けられる様にリスク管理をしていきます。

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