イギリス株、フランス株、ドイツ株は過去最高値圏内。インド株も好調。中国株は低迷しています。

資産運用

ほとんど話題に上がりませんが、イギリス株(英FT100指数)、フランス株(仏CAC40)、ドイツ株(独DAX)が過去最高値圏内になっています。ヨーロッパの主要国の株価はかなり好調です。

引用元
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&_PageID=DefaultPID&_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on

波乗りうーたんがメインで購入しているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」の上位構成国、トップ10をざっくりと確認(2023年4月現在)すると、

1位:アメリカ 61%
2位:日本 6%
3位:イギリス 4%
4位:カナダ 3%
5位:フランス 3%
6位:スイス 3%
7位:香港 2%
8位:オーストラリア 2%
9位:ドイツ 2%
10位:中国 2%

となっていて、イギリス、フランス、ドイツのヨーロッパ主要国でオルカンの約10%を占めています。そこが過去最高値圏内というのは、とても心強いです。
また、インド株(インドSENSEX)も過去最高値圏内です。インドはオルカンの中では12番目の大きさの比率で含まれていて、1.4%を占めています。インドの株価は好調で、既にオルカンに占める割合が過去最高の比率になっています。

一方で、オルカンの中で10番目の大きさの中国株(上海総合指数)は低迷しています。

引用元
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&_PageID=DefaultPID&_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on

上海総合指数は2007年10月に最高値6124を記録していますが、現在は3104と最高値の約半分程度まで低迷しています。中国は中国共産党の一党独裁体制、人権侵害、一人っ子政策の影響で人口減少、米国との貿易で揉めている最中、…などなど正直あまりいいニュースを聞きませんが、波乗りうーたんは低迷している分だけ「伸びしろ」が大きいと感じています。中国の人口は10億人(日本の人口の10倍)を越えていて、広大な国土と、豊富な資源を持つ国で、とても魅力的だと思っています。何かのタイミングで中国株がまた息を吹き返すかもしれないので、今後もオルカンを通して中国株も応援していきたいと思っています。

資産運用をしていると、調子が悪い国(銘柄)が入っていると「足を引っ張っているから排除した方がいい」的な意見をSNS上で見かけます。日経平均株価が最高値を更新する前は、
・「低迷している日本株が入っているから、オルカンは辞めた方がよい」
・「全世界株式型でも、日本株が入っていないeMAXIS Slim全世界株式(日本除く)の方が良い」

といった、「日本株式排除」系の意見も多く見られました。しかし、日経平均株価が最高値を更新してからは「日本株式は、長年低すぎる評価だった」「日経平均株価は、まだまだ上がる」など、以前とは全く違う評価になっていると感じています(そもそも1年前の今頃に日経平均株価が最高値を更新すると予想していた人はかなり少なかったと思います…。)
日経平均株価の様に、長年低迷していた国(銘柄)が急に最高値を更新したり、息を吹き返した場合、そこの市場を排除してしまっていたら、リターンを取りこぼしてしまいます。また、期待した市場だけに投資した場合、その市場が思わぬ低迷期に入ってしまえば、リターンは伸び悩んでしまいます(バブルの時期に日本だけに投資したら30年以上低迷したように…)。そのため、波乗りうーたんは「足を引っ張られてもいいから、なるべく広く分散投資して、リターンのとりこぼしを防ぎたい。」と考えています。(実際に、波乗りうーたんが投資を始めた2018年からだったら、米国株式のS&P500等に連動するファンドの方が、オルカンよりもリターンは良いです。なぜなら、新興国の一部が全体の足を引っ張っているからです。)

オルカンは47の国と地域、約3000銘柄を含んでいるので、オルカンだけ買えば、十分に分散が効いていると思っています(ただ、オルカンはベトナムやナイジェリアといったフロンティア市場は含んでいないので、そこを補完する意味で「EXE-iグローバルサウスファンド」も少し買っています…)。

人によっては集中投資でリターンを狙いにいったりと、いろいろな考えがあると思いますが、波乗りうーたんは、今後もなるべく分散投資を心がけていきたいと思っています。
そして、オルカンとグローバルサウスファンドを通して世界中の企業を応援したいと思っています。

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