新NISA口座開設数1位は楽天証券!2位はSBI証券。ネット証券2強が強いです。

資産運用

2024年1〜3月での新NISA口座開設数で楽天証券が1位だったことを報じています。

記事によると、証券会社10社で1〜3月の新規口座開設数は170万件と前年同期比3.2倍に膨らみ、2024年3月末時点の新NISA口座開設数1位は楽天証券だったとのこと。楽天証券は520万口座で全体の約35%を占めるシェアを獲得しました。2位はSBI証券で約477万口座、3位以降は野村證券、SMBC日興証券、大和証券、マネックス証券、みずほ証券、auカブコム証券、…という順位の様です。ネット証券のマネックス証券やauカブコム証券の上に、対面型の野村證券、SMBC日興証券、大和証券がいるのが驚きでした。ある程度、対面型の証券会社も需要があるということだと思います。
ネット証券の中でも楽天証券とSBI証券の強さが際立っています。「今後、対面型の証券会社は厳しいのではないか…」という様な意見も聞かれますが、波乗りうーたんは、「もはや、楽天証券とSBI証券以外、厳しいのではないか…」と思えてしまいます。

新NISA口座は一度決めた金融機関で新NISA口座を作ると、違う金融機関に新NISA口座を移すことがとても面倒です(知人が対面型の証券会社から、SBI証券にNISA口座を移管した時に、アドバイスをしましたが実際に面倒でした…)。また、1人あたりの非課税枠が1800万円と大きく、非課税での運用期間も無期限なので、長期的に資金が流入する可能性が高いです。さらに、住宅ローンや、保険などの様々な金融商品を紹介できる窓口にもなるため、金融機関としては「始めて新NISA口座を作る際に、なんとか顧客を囲い込みたい…」と思うはずです。しかし、楽天証券とSBIの2強が圧倒的という結果なので、他の金融機関がこの2強に挑むのは少し厳しいと思われます。また、新NISA口座を作ると、様々な金融商品に加えて、新NISA口座と親和性の高い銀行口座や、クレカ積み立てで使用されるクレジットカード、ポイントなどにも顧客が流入してくる可能も考えられるので、金融機関が「始めて新NISA口座を作る際には、ぜひウチの口座でお願いします…」という気持ちになるのもよく分かります。実際に、「新NISA口座開設キャンペーン」が様々な金融機関で行われていました。

波乗りうーたんは新NISA口座はSBI証券、メインで使う銀行口座は住信SBIネット銀行、メインで使うクレジットカードは三井住友ゴールドカードとなっていて、ガッツリとSBI&三井住友グループの仕組みの中に組み込まれています。組み込まれるきっかけになったのは資産運用を始めるに当たり、2018年の春にSBI証券で「つみたてNISA」口座を作ったことでした。以前は、ゆうちょ銀行をメインに使っていたのですが、「SBI証券への即時入金や連携が面倒」「ゆうちょ銀行のネットバンキングが使いづらい」という理由で住信SBIネット銀行を利用する様になりました。クレジットカードも「三井住友ゴールドカードでクレカ積み立てをするとVポイントがもらえる」という理由で三井住友ゴールドカードを作りました。そのクレジットカードを使って、クレカ積み立てをおこなったり、普段の買い物を行うとVポイントが付与されます。その付与されたVポイントを使ってSBI証券でファンドを購入する…このような流れで、自然に組み込まれていきました。実際に上記のそれぞれのサービスは、お互いにとても親和性が高く快適に使用できます。特に住信SBIネット銀行とSBI証券の連携は使いやすいです。クレカ積み立てについては、三井住友カードを使って、SBI証券でクレカ積み立てをする場合、2024年5月買付分から、毎月10万円までクレカ積み立てに対応できるようになりました。

条件にもよりますが、さらにVポイントが貯まる様になりました。波乗りうーたんの様にNISA口座の開設から、それに関連するサービスを利用し始める人もそれなりにいると思うので、楽天証券とSBI証券はそれらのサービスも含めてさらに利用者の流入が予想されます。
ただ、大事はことは「どこの証券会社で口座を作るか?」ではなく、「何を買うか?」の方が圧倒的に大事なことです。その意味でも楽天証券とSBI証券の新しい商品を取り入れるスピード感や、品揃えは十分だと思うので、最適な商品が見つかると思います。品揃えの面では上記の対面型の証券会社は楽天証券やSBI証券には、到底敵いません。
ちなみに、波乗りうーたんはeMAXIS  Slim全世界株式(オールカントリー)と、EXE-i グローバルサウス株式ファンドを購入しています。

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