2024年6月運用成績。運用開始から73か月目です。含み損益が過去最高に。

運用成績

2024年6月末時点のリスク資産の運用成績を確認してみました。口座と保有ファンドは以下の通りです。

●SBI証券(特定口座+NISA口座)
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
・EXE-iグローバルサウス株式ファンド

●SBI証券(旧NISA口座)
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・三井住友・つみたてNISA・日本株インデックスファンド
つみたてNISAを始めた頃、オルカンの存在をよく理解していなかったので、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を90%、三井住友日本株インデックスファンドを10%の割合で購入しています。オルカンの存在を理解してからも、なんとなく変更が面倒で、そのまま放置してしまいました。今後も放置します。

●企業型確定拠出年金
・ほぼオルカン
※オルカンの比率を参考に以下の3つの投資信託を購入しています。
  ・DIAM国内株式インデックスファンド
  ・インデックスファンド海外株式ヘッジなし
  ・インデックスファンド海外新興国株式

含み損益:+72%(2024年5月31日)。元本を100とすると172になりました。
過去最高の含み損益です。

2024年の含み損益の推移は下のグラフの様になっています

SBI証券の旧NISA口座と企業型確定拠出年金は、ほぼeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と考えています。その上で以下のようなバランスを目指しています。
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー):90%~85%
・EXE-iグローバルサウス株式ファンド:10%~15%

【株価】
2024年6月は株価が好調でした。特に米国株式のナスダック総合指数とS&P500は絶好調で、過去最高値をつけました。日経平均株価は2024年3月の最高値40888円から約3%マイナスの39583円(6月28日の終値)となっていて、なんとなく40000円の壁を感じています(2024年7月2日に終値で40000円台を回復しました)。
株価が絶好調なのと、円安の影響でeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」の基準価額は最高値26424を記録しました。オルカンの設定日が2018年10月31日なので、約5年8カ月で2.6倍に成長しました。また、波乗りうーたんは保有していませんが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の基準価額が31693に到達しました。設定日が2018年7月3日なので、約6年で3.2倍に成長しました。オルカンもS&P500も、長期で見れば、まだまだ右肩上がりに上がっていくと思っています。

【為替】
5月は一時1ドル160円台をつけたり、1ドル151円台をつけたりと、かなり荒い動きをしましたが、6月は円安方向に振れています。6月末では、1ドル160円台をつけていて、依然として歴史的な円安です。また、米国の金利引き下げ観測が不透明で、なかなか日米の金利差が縮小しない状況です。そのため、しばらく円安水準が続くかもしれません。ただ、為替の行方は全く分かりません。2011年には1ドル75円台の「歴史的な円高」を記録しました。そのため、逆に「歴史的な円安」を記録することだってあると思っています。

【全体的な感想】
2024年6月は株価の好調と、円安の効果で、保有しているファンドのオルカンと、EXE-iグローバルサウス株式ファンドの基準価額が最高値を記録しました。その影響で、波乗りうーたんの含み損益は+72%と過去最高を記録しています。
6月は円安が進みました。円安に振れると輸入品の価格が上がります。日本はエネルギーや食料の多くを輸入に頼っているので、円安に振れると確実に物価が上がります。物価が上がるということは現金の価値が下がります。逆に円安になると、円建ての海外資産(オルカンなど)の価値が上がります。インフレから資産を守るためには「現金以外の資産を保有すること」「インフレに強い資産を保有すること」が大切なことだと思っています。
保有しているグローバルサウス株式ファンドに関しては、投資しているiシェアーズ MSCIフロンティア& セレクトEM ETFが上場廃止および償還が決定しました。最終取引日は2024年8月12日以降に設定され、ファンドの最終取引日は2025年3月31日を予定しているそうです。上場廃止ということは、グローバルサウス株式ファンドでは、そもそもフロンティア市場に投資できなくなってしまうので、売却をして手数料の安いインドインデックスファンドを購入してもいいかなとも考えています。

2024年も半分が過ぎました。株高と歴史的な円安で、オルカンの基準価額は最高値圏内です。しかも、年初から6月末までのオルカンの成績は約27%プラスです。
インデックスファンドのリターンは良くて年利7%程度だと言われています。波乗りうーたんはそれよりも少し厳しめに考えていて、「年利5%で運用できたら十分」だと思っています。

米国株の割高感や、半導体・AIブームの過熱感、米国の金利引き下げがいつなのか?などのリスクもあり、2024年の後半は株価の暴落・急落局面が訪れるかもしれません。しかし、その時はバーゲンセールだと思っています。
インデックス投資は「上がれば自分の資産が増えて最高!下がれば安く仕込めて最高!どっちに転んでも、結局最高!」という投資手法です。
今後も淡々とeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」をメインにした積み立て投資を継続します。
それにしても2024年前半の相場の上がり方は凄まじく、明らかに異常でした。

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