2024年5月運用成績。運用開始から72か月目です。含み損益が過去最高に。

運用成績

2024年5月末時点のリスク資産の運用成績を確認してみました。口座と保有ファンドは以下の通りです。

●SBI証券(特定口座+NISA口座)
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
・EXE-iグローバルサウス株式ファンド

●SBI証券(旧NISA口座)
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・三井住友・つみたてNISA・日本株インデックスファンド
つみたてNISAを始めた頃、オルカンの存在をよく理解していなかったので、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を90%、三井住友日本株インデックスファンドを10%の割合で購入しています。オルカンの存在を理解してからも、なんとなく変更が面倒で、そのまま放置してしまいました。今後も放置します。

●企業型確定拠出年金
・ほぼオルカン
※オルカンの比率を参考に以下の3つの投資信託を購入しています。
  ・DIAM国内株式インデックスファンド
  ・インデックスファンド海外株式ヘッジなし
  ・インデックスファンド海外新興国株式

含み損益:+65%(2024年5月31日)。元本を100とすると165になりました。
過去最高の含み損益です。

2024年の含み損益の推移は下のグラフの様になっています。

SBI証券の旧NISA口座と企業型確定拠出年金は、ほぼeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と考えています。その上で以下のようなバランスを目指しています。
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー):90%~85%
・EXE-iグローバルサウス株式ファンド:10%~15%

【株価】
2024年5月は株価が絶好調でした。米国株式のNYダウ平均株価が初の40000ドルを超え、S&P500、ナスダック総合指数も過去最高値をつけました。また、欧州のイギリス、フランス、ドイツも最高値圏内で、新興国のインド、インドネシア、ブラジルも最高値圏内です。

日経平均株価は2024年3月の最高値40888円から約5%マイナスの38487円(5月31日の終値)となっていて、なんとなく40000円の壁を感じています。
株価が絶好調なのと、円安の影響でeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」の基準価額は最高値25409を記録しました。オルカンの設定日が2018年10月31日なので、約5年半で2.5倍に成長しました。また、波乗りうーたんは保有していませんが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の基準価額が30000に到達しました。設定日が2018年7月3日なので、約6年で3倍に成長しました。オルカンもS&P500も、長期で見れば、まだまだ右肩上がりに上がっていくと思っています。
インド株やブラジル株が好調のためか、EXE-iグローバルサウス株式ファンドの基準価額も最高値を記録しています。オルカンと比べるとリターンは低い様に感じますが、オルカンのリターンがすごいだけで、グローバルサウスファンドもしっかり右肩上がりに上がっているので、とても期待しています。

【為替】
為替は一時1ドル160円台をつけたり、1ドル151円台をつけたりと、かなり荒い動きをしました。為替介入が行われたためだと言われていますが、月末に進むにつれ次第に円安に振れています。5月末では、1ドル157円台をつけていて、依然として歴史的な円安です。また、米国の金利引き下げ観測が不透明なため、なかなか日米の金利差が縮小しない状況なので、しばらく円安水準が続くかもしれません。ただ、為替の行方は全く分かりません。2011年には1ドル75円台の「歴史的な円高」を記録しました。そのため、逆に「歴史的な円安」を記録することだってあると思っています。

【全体的な感想】
2024年5月は株価の好調と、円安の効果で、保有しているファンドのオルカンと、EXE-iグローバルサウス株式ファンドの基準価額が最高値を記録しました。その影響で、波乗りうーたんの含み損益は+65%と過去最高を記録しています。
5月も引き続き円安が進みました。円安に振れると輸入品の価格が上がります。日本はエネルギーや食料の多くを輸入に頼っているので、円安に振れると確実に物価が上がります。物価が上がるということは現金の価値が下がります。逆に円安になると、円建ての海外資産(オルカンなど)の価値が上がります。インフレから資産を守るためには「現金以外の資産を保有すること」「インフレに強い資産を保有すること」が大切なことだと思っています。
株価に関しては、まだまだ米国株の割高感や、不安定な中東情勢など、暴落やバブル崩壊を危惧する専門家もいます。しかし、暴落したら安く仕込める大チャンスだと思っています。
2018年の6月から本格的に資産運用を始めて、今月で丸6年です。資産運用を始めた頃はまだオルカンも発売される前で、当時の「つみたてNISA」枠で「eMAXIS Slim全世界(除く日本)を90%、TOPIX連動のインデックスファンドを10%の割合で、恐る恐る購入したことを今でも覚えています。「つみたてNISA」枠ではオルカンが発売された後も、銘柄変更が面倒で、そのまま上記の割合でファンドを購入しました。その「つみたてNISA」枠のファンドもかなり含み益が出ています。非課税期間が終わるまで、保有し続けようと思っています。
6月からは資産運用も7年目に入ります。まだまだ、運用期間としては「若手」の部類に入ると思いますが、今後も淡々とeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」をメインにした積み立て投資を継続します。

それにしても、オルカンメインでファンドを買って放置しただけで、含み損益+65%。
充分すぎるリターンだと思っています。

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