2024年7月運用成績。運用開始から74か月目です。含み損益が前月比-13%でした。

運用成績

2024年7月末時点のリスク資産の運用成績を確認してみました。口座と保有ファンドは以下の通りです。

SBI証券(特定口座+NISA口座)
●eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
●SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド

SBI証券(旧NISA口座)
●eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
●三井住友・つみたてNISA・日本株インデックスファンド
つみたてNISAを始めた頃、オルカンの存在をよく理解していなかったので、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を90%、三井住友日本株インデックスファンドを10%の割合で購入しています。オルカンの存在を理解してからも、なんとなく変更が面倒で、そのまま放置してしまいました。今後も放置します。

企業型確定拠出年金
●ほぼオルカン
※オルカンの比率を参考に以下の3つの投資信託を購入しています。
  ・DIAM国内株式インデックスファンド
  ・インデックスファンド海外株式ヘッジなし
  ・インデックスファンド海外新興国株式

含み損益:+59%(2024年7月31日)。元本を100とすると159になりました。
含み損益は前月比−13%です。
2024年の含み損益の推移は下のグラフの様になっています。

SBI証券の旧NISA口座と企業型確定拠出年金は、ほぼeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と考えています。その上で以下のようなバランスを目指しています。
●eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー):95%~90%
●SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド:5%~10%

【株価】
2024年7月の前半は株価が好調でした。米国株式のNYダウ平均株価、S&P500、ナスダック総合指数は最高値を記録しました。また、日経平均株価も7月前半は絶好調で一気に42224円まで上げ、こちらも史上最高値を記録しました。ただ、米国株式、日経平均株価共に7月後半からは失速気味です。特に日経平均株価の不調は明らかで、7月末の終値で39101円と40000円を割りました。最高値から約−7%の水準です。その後、さらに下落し、2024年8月4日時点で35909円と、最高値から約−15%下落しています。2024年8月2日には1日で−5.8%と、かなり大きな下げもあり、正直驚きました。

7月前半は株価が絶好調なのと、円安の影響でeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」の基準価額は最高値27282を記録しました。しかし、7月後半は株価の不調と、円高の進行で7月末の基準価額は25027となっています。これは最高値から約−8%の水準です。とは言え、年初から見れば+21%の水準なので「これまでが好調すぎた」とも言えます。オルカンは長期で見れば、まだまだ右肩上がりに上がっていくと思っています。現在の下落局面は絶好の買い場だと思っています。

【為替】
7月の半ばに一時1ドル161円台をつけた後は円高に振れ、7月末には150円台まで円高が進行しました。控えめに言って、かなり荒い動きです(笑)。円高の原因は、日銀の0.25%の利上げが影響しているかもしれません。米国の金利引き下げ観測が現実味を帯びている中、日米の金利差が縮まることで、円が買われている状況なのかもしれませんが、詳細は不明です…。年初は1ドル140円台をつけていたので、その位まで円高は進行するかもしれないし、逆に円安に振れるかもしれません。この様に、波乗りうーたんは為替の行方については全く分かりません。2011年には1ドル75円台の「歴史的な円高」を記録しました。そのため、逆に「歴史的な円安」を記録することだってあるし、逆に今後「歴史的な円高」を経験することだって十分にあると思っています。

【全体的な感想】
2024年7月前半から中盤は株価の好調と、円安の効果で、保有していオルカンの基準価額は過去最高を記録しました。その後、一転して株価の不調と為替が円高に振れ、含み損益としては+59%。前月比−13%で2024年7月は終えています。
円高に振れると輸入品の価格が下がります。日本はエネルギーや食料の多くを輸入に頼っているので、円高に振れると物価は下がる方向に進み、今後の値上げ圧力は軽減するかもしれません。しかし、これまで上がった値段は、そう簡単には下がることはないと思います。また、円高になると日本経済を支えている輸出産業の業績が悪くなります。輸出産業の業績が悪くなって、景気が悪くなり、物価が大して下がらず、さらに不景気に…というサイクルに入ってしまうことがないか、とても心配しています。
今月からはSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドを積み立て購入しています。保有していたグローバルサウス株式ファンドは売却しました。売却した理由は、グローバルサウス株式ファンドが投資しているiシェアーズ MSCIフロンティア& セレクトEM ETFが上場廃止および償還が決定したからです。上場廃止ということは、グローバルサウス株式ファンドでは、そもそもフロンティア市場に投資できなくなってしまいます。そのため、今後の経済成長が期待されているグローバルサウスの中心を担っていると思われる、インドのインデックスファンドを購入しています。

2024年7月は波乱の展開となりました。特に7月の後半は株価は失速し、為替も大荒れと、何となく重い雰囲気です。
過去のデータでは急落局面や暴落局面の混乱しているときに「稲妻が輝く瞬間」が訪れています。今回の下落が一時的なのか、何年も続くのか、過去最悪の経済危機を迎えるのか、全く分かりませんが、ひたすらオルカンメインの積み立て投資を継続して、「稲妻が輝く瞬間」を待ちたいと思います。
インデックス投資は「上がれば自分の資産が増えて最高!下がれば安く仕込めて最高!どっちに転んでも、結局最高!」という投資手法です。
絶対に「一度、利益確定して、安くなったら買い戻す」とか、余計なことはしません(笑)

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