波乗りうーたんが保有しているファンドは、以下の通りです。
●SBI証券(特定口座+NISA口座)
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
・EXE-iグローバルサウス株式ファンド
●SBI証券(旧NISA口座)
・eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本)
・三井住友・つみたてNISA・日本株インデックスファンド
●企業型確定拠出年金
・DIAM国内株式インデックスファンド
・インデックスファンド海外株式
・インデックスファンド海外新興国株式
SBI証券の旧NISA口座と、企業型確定拠出年金はeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」の比率を参考にしています。また、ファンドの割合は以下の通りです。
・オルカンとほぼオルカン：85～90%
・EXE-iグローバルサウス株式ファンド：15%〜10%
ファンドの割合はなんとなく決めて運用しています(最近はオルカンの調子がいいので、オルカン90％、グローバルサウス株式ファンド10％位です…)。最新の運用実績は下記の通りです。
EXE-iグローバルサウス株式ファンドを購入している理由は、経済成長が期待されているインドの割合が多く、オルカンには含まれていないフロンティア市場(ベトナムなどなど)を投資対象にしているからです。成績としては、オルカンやeMAXIS Slim米国株式(S＆P500)などと比較すると、良くありません。しかし、ある意味絶好調の米国株式との相関が低いとも言えるので、成績に関しては特に何も思いません。逆に10年後、20年後を考えれば「伸びしろが大きいかも」と思っています。
先日、なんとなくグローバルサウス株式ファンドが投資している、iシェアーズ MSCIフロンティア＆ セレクトEM ETFの情報を確認したところ、なんと、上場廃止および償還が決定したとのこと！！最終取引日は2024年8月12日以降に設定され、ファンドの最終取引日は2025年3月31日を予定しているそうです。
上場廃止ということは、グローバルサウス株式ファンドでは、そもそもフロンティア市場に投資できなくなってしまいます。グローバルサウス株式ファンドの目論見書を確認してみたら、iシェアーズ MSCIフロンティア＆ セレクトEM ETFの割合は約7％で、それなりのインパクトがあります。また、ファンドの繰上償還の条件の中で、「投資対象のETFが上場廃止になるとき」という項目がありました。
シェアーズ MSCIフロンティア＆ セレクトEM ETFの上場廃止は、グローバルサウス株式ファンドの繰上償還の条件に合致するかもしれません(詳細はまだ未発表)。
繰上償還されても、投資したお金が無くなることはなく、その時点での運用成績で払い出されるので、その点では安心しています。ただ、大切な資金を運用リスク以外のリスクのあるファンドに置いておくというのも、なんとなく不安に感じます。
また、フロンティア市場に幅広く投資したくて、グローバルサウス株式ファンドを買っているのに、それができなくなってしまっては「何のためのグローバルサウス株式ファンド…？」となってしまいます。
手数料も0.58%とフロンティア市場と新興国(インド多め)に幅広く投資できるなら、波乗りうーたんとしては、納得していましたが、それが十分に機能しなくなってしまった場合、手数料は高いと思います(ちなみにオルカンの手数料は0.0572%です。)。
波乗りうーたんは成長が期待されているインドに少し資金を入れたいので、手数料の安いインドインデックスファンドを購入してもいいかなとも考えています。
いろいろ考えた結果、グローバルサウス株式ファンドの売却を考える様になりました。EXE-iグローバルサウス株式ファンドは、波乗りうーたんの
・インドに少し多めに投資したい！
・オルカンでも投資できないフロンティア市場に投資したい！
という願望に寄り添ってくれた心強いファンドでしたが、そもそもフロンティア市場の様なマイナーなカテゴリーへの投資は、なかなか難しい様な気がしてきました。
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