2024年3月現在のリスク資産の運用成績を確認してみました。口座と保有ファンドは以下の通りです。
●SBI証券(特定口座+NISA口座)
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
・EXE-iグローバルサウスファンド
●SBI証券(旧NISA口座)
・eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本)
・三井住友・つみたてNISA・日本株インデックスファンド
つみたてNISAを始めた頃、オルカンの存在をよく理解していなかったので、eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本)を90％、三井住友日本株インデックスファンドを10%の割合で購入しています。オルカンの存在を理解してからも、なんとなく変更が面倒で、そのまま放置してしまいました。今後も放置します。
●企業型確定拠出年金
・ほぼオルカン
※オルカンの比率を参考に以下の3つの投資信託を購入しています。
・DIAM国内株式インデックスファンド
・インデックスファンド海外株式
・インデックスファンド海外新興国株式
含み損益：＋61% (2024年3月31日) → 元本を100とすると161になりました。
SBI証券の旧NISA口座と企業型確定拠出年金は、ほぼeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と考えています。その上で以下のようなバランスになる様に目指しています。
・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)：90％～85％
・EXE-iグローバルサウスファンド：10％～15％
【株価】
2024年3月は、日経平均株価が史上初めて40000円台を記録しました。2024年2月に日経平均株価は史上最高値を超えましたが、その後も好調です。米国のNYダウ平均株価、S＆P500、NASDAQ指数(米国株式の主要3指数)が共に最高値レベルを記録するなど絶好調でした。特に印象に残っているのが、同じ日に米国株式の主要3指数が揃って過去最高値を記録した時は、かなりビックリしました。ハイテク株も、バリュー株もカテゴリーに関わらず、全て絶好調！というのはある意味衝撃的でした。また、それらの影響と円安の効果もあり、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」の基準価額も最高値を記録しました。株価とは少し違いますが、2024年3月はゴールドの価格も過去最高値を記録しました。
【為替】
日銀のマイナス金利が解除されました。日銀の実質的な利上げと、米国の金利引き下げ予想による、日米の金利差の縮小から、円高に振れる予想が多かった(波乗りうーたんも円高に振れると思った)と思いますが、円安はさらに進行し、1ドル151円台の半ばを付けるときもあり、これは33年ぶりの円安水準らしいです。しばらくは円安水準で推移するかもしれませんが、全く分かりません。急に円高に振れても驚きはないです。そもそも、円高要因満載なので、円安に進む方が分からないです。
【全体的な感想】
2024年3月の株価は絶好調でした。リスク資産の含み損益も＋61％(前月比＋7％)となっていて、過去最高の含み損益です。2024年1月からは＋12％で推移していて、少しずつですが、複利の効果を実感するようになりました。
3月は円安が進みました。円安が進むと輸入品の価格が上がります。日本はエネルギーや食料の多くを輸入に頼っています。そのため円安に振れると確実に物価が上がります。物価が上がるということは現金の価値が下がります。逆に円安になると、円建ての海外資産や、企業の輸出を含む海外での利益が日本円での評価では良くなり株価が上がる傾向がある、と今まで数々の書籍で教えられましたが、本当にその通りになってびっくりしています。最近までは「日本でインフレが起こらない」と本気で思っていましたが、少し考え方が変わってきました。また、インフレから資産を守るためには「現金以外の資産を保有すること」「インフレに強い資産を保有すること」というのが大切なことも分かってきました。
株価に関しては、米国株の割高感、多くの国で株価が絶好調(米国、日本、ドイツ、フランス、インド、この辺りは史上最高値近辺です)なので、暴落やバブル崩壊を危惧する専門家もいます。しかし、暴落したら安く仕込める大チャンスだと思っています。
3月は内閣府令「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正され、クレジットカードによる投資信託の積立購入(クレカ積み立て)の上限額が、月5万円から月10万円に引き上げられました。楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券の各ネット証券も月5万円から月10万円への限度額引き上げを発表しています。ポイント還元率も上記のネット証券は発表しているので、詳細は各社のサイトをご確認ください。
今後も淡々とeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」をメインにした積み立て投資を継続します。
明日からは、いよいよ新年度です。1月の年始と、4月の新年度の始まりは何か新鮮な感じしますよね。新しい気持ちで毎日頑張りましょう！
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