保有していたグローバルサウス株式ファンドを売却しました。

資産運用

先日、保有していた「EXE-iグローバルサウス株式ファンド」を売却しました。グローバルサウスファンドは2024年の6月末で、リスク資産の内、約10%組み入れていました。

売却した理由としては、グローバルサウス株式ファンドが投資している、iシェアーズ MSCIフロンティア& セレクトEM ETFが上場廃止・償還が決定したからです。上場廃止ということは、グローバルサウス株式ファンドでは、そもそもフロンティア市場に投資できなくなってしまいます。グローバルサウス株式ファンドの目論見書を確認してみたら、iシェアーズ MSCIフロンティア& セレクトEM ETFの割合は約7%で、それなりのインパクトがあります。そもそも、オルカンでも投資することができない「フロンティア市場」に投資をしたくて、本ファンドを購入しているのに、「フロンティア市場」に投資できなくなってしまっては「なんのためのグローバルサウス株式ファンド…?」となってしまいます。

その様な理由から、本ファンドを売却することにしました。成績としては含み益約+8%で売却できたので、まぁ良かったかな、と思っています。
今月からも引き続きeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」をメインに購入していきますが、今後成長が期待されるインドへの投資は少し金額を多めに投資したいと思っています。(オルカンにもインドは含まれていますが、全体の1.8%です。オルカンが連動しているインデックスのMSCI ACWIは時価総額加重平均で計算されているので、インドの時価総額は、まだまだその位小さいとも考えられます。)
そのため、オルカンに加えてインドのインデックスファンドを購入していこうと思っています。購入するインドのインデックスファンドは「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」にしました。

このファンドを選んだ理由は信託報酬がインドのインデックスファンドの中で比較的安く、純資産総額も約700億円と大きいためです。「iFreeNEXT インド株インデックス」と悩みましたが、若干「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」の方が手数料が安かったのでこちらにしました。
他にも、手数料の安いインドのインデックスファンドは発売されています。

しかし、純資産総額が思ったほど伸びていなかったので、今回は見送ることにしました。インドのインデックスファンドは、なんだかんだで「iFreeNEXT インド株インデックス」と「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」が純資産総額が大きく、安心感という意味で他のファンドよりも少し抜けている気がします。
オルカンと「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」の割合はオルカンを95〜90%。インド・インデックス・ファンドを5〜10%の割合で購入することにしました。今月の前半は「EXE-iグローバルサウス株式ファンド」の売却と「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」の購入など少しバタバタしてしまいました。

グローバルサウスに関しては、三井住友トラスト・アセットマネジメントから「SMT グローバルサウス株式インデックス・オープン」が発売されています。

このファンドはMSCIグローバルサウス・セレクト・インデックス(波乗りうーたんは、このインデックスを初めて知りました…)に連動するファンドで手数料も0.473%とかなり低いです。このファンドに乗り換えようかとも思いましたが、設定日が2024年7月2日とまだ発売して間もないことと、純資産総額が3.5億円(2024年7月22日現在)と小さかったので、今回は見送り、様子見としました。
しかし、「SMT グローバルサウス株式インデックス・オープン」はインドの割合がかなり大きく、フロンティア市場にも投資できる商品なので、フロンティア市場を含むグローバルサウスに投資したい場合は有力な選択肢かもしれません。

波乗りうーたんとしては、オルカンでも投資できない「フロンティア市場」にも投資したい気持ちはありますが、やはり経済の規模が小さくマイナーな市場です。上記の「iシェアーズ MSCIフロンティア& セレクトEM ETF」の様に上場廃止、償還というリスクを身を以て経験したので、「フロンティア市場への投資はちょっと厳しそう。先進国と新興国だけの方が無難だな」と思うようになりました。
ここ最近のリターンも含め、オルカンの完成度の高さに改めて感心しています。

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