MSCI ACWIの銘柄入れ替えが行われます。内容はオルカンにも反映されます。

資産運用

MSCI ACWIの銘柄入れ替えが行われることが報じられています。

記事によると、42銘柄を追加し、121銘柄を除外すると発表しています。MSCI ACWIは年に4回銘柄の見直しが行われていて、今回はビットコインを取り扱っている企業や、データストレージの企業が新たに加わることが発表されています。
MSCI ACWIは、時価総額加重平均で算出されているので、その国の市場や、注目されている銘柄の時価総額が上がれば、組み入れ比率は大きくなります。時価総額を投資家による評価と考えると、評価されている国や銘柄の比率は自動的に比率が上がります。対して時価総額が低くなった場合は、比率が低く調整されます。上記の様に今回の銘柄変更で、ビットコインを取り扱う企業がMSCI ACWIの銘柄に組み込まれました。ビットコインなどの暗号資産は、値動きがとても大きいのと、そもそも良く分からないので、波乗りうーたんは保有していません。

しかし、暗号資産が盛り上がれば、暗号資産を取り扱う企業が評価され、株価の上昇が見込めます。すると、今回の様にMSCI ACWIの指数に組み込まれ、直接的に暗号資産を持たなくても、暗号資産が生み出す恩恵を得られます。
MSCI ACWIに連動しているファンドの1つが、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)、通称「オルカン」です。オルカンは買って放置するだけで、中身を自動で調整してくれます。成長産業はどんどん組み込まれ、衰退産業は比率が下げられます。そのため、オルカンの中身はその時代に合った「最新の状態」が維持されます。
「最新の状態」が維持されるため、銘柄選びも不要です。波乗りうーたんの様な、ド素人で積み立て投資スタイルの投資家にとっては、とても便利で有効なファンドだと思っています。

米国株式のトップ500の銘柄が集まった、S&P500も定期的に銘柄変更が行われます。S&P500も時価総額加重平均で算出されていて、市場で評価され時価総額が上がった銘柄は組み入れ比率が上がり、逆に時価総額が下がった銘柄は比率が下がります。「オルカン」と同様に、S&P500も時代に合った「最新の状態」が維持されます。

波乗りうーたんは、インドを含むグローバルサウスに対して大きな期待をしているので、EXE-iグローバルサウス株式ファンドを、オルカンに少しトッピングとして加え、積み立て投資しています。しかし、あくまでメインはオルカンです。
波乗りうーたんは「オルカンを買ってそのまま放置し、市場平均のリターンを確実に積み重ねる投資スタイル」です。銘柄選択も買うタイミングも考えず、ただ淡々と毎月決まった日に購入し続けています。たったこれだけで、2018年6月から運用を始めて、2024年4月末の時点で含み損益が+59%です。十分過ぎる成果だと思っています。

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