SBI証券のクレカ積み立て、設定金額が伸びています。

資産運用

新年度が始まりました!1月の年始と、4月の年度始めは新しい気持ちになります。4月からは、入学や就職など、これまでの生活が一変するので、緊張・ストレスで体調を崩さない様に、無理しない様に、少しずつ慣れていきましょう。

SBI証券がクレカ積み立ての設定金額が500億円を超えたことを発表しています。


引用元
https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2024/0329_14531.html

クレカ積み立ては2023年3月に、内閣府令「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正され、クレジットカードによる投資信託の積立購入(クレカ積み立て)の上限額が、月5万円から月10万円に引き上げられました。楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券の各ネット証券もクレカ積み立ての限度額を月5万円から月10万円への限度額引き上げを発表しています。
SBI証券では、クレカ積み立てのサービス開始から2年9ヶ月で500億円を超えましたが、3月21日から3月28日のたった1週間で100億円の上積みがあったそうです。2年9ヶ月(33ヶ月)で500億円ということは、1ヶ月平均で約15億円積み上げてきました。1週間で100億円の上積みっていうのは本当にビックリです。
クレカ積み立ての上限額が5万円から10万円に引き上げられたことによって、すでにクレカ積み立てをしていた人が、積み立て額を上げた効果と、4月の新年度から新NISAを始めるにあたって、クレカ積み立てを始めた効果が大きい様な気がします。
SBI証券は、三井住友カードでのクレカ積み立てに対応しています。最近、ブログでも取り上げてみました。

SBI証券のクレカ積み立ては限度額5万円から10万円に引き上げられたタイミングで、クレカ積み立てのポイント還元率に変更がありました。プラチナプリファードのポイント付与率の大幅な低下と、全てのカードで適用される付与率にカード利用額の条件が付いたりと、条件が厳しくなりました。
年間でクレジットカードを300万円や、500万円使用する場合は三井住友プラチナプリファードの検討とアリだと思いますが、多くの人はそこまでの金額を使うのは難しいと思います(波乗りうーたんはそこまで使いません…)。そのため、SBI証券と三井住友カードでクレカ積み立てを行う場合は
・三井住友カードゴールドで100万円以上使用して、1%の付与率でクレカ積み立て。
・三井住友カードで10万以上使用して、0.5%の付与率でクレカ積み立て。
の2条件を目指すのが現実的だと思っています。
ポイントの還元率の点では改悪気味ですが、SBI証券のプレスリリースを見る限り、「そんなの関係ねぇー」という感じの設定額の伸びです。

新NISAを始める場合は、毎月好きな日にちに米国株式のS&P500や、全世界株式に連動するインデックスファンドをひたすら購入して、積み立てていけば良いと思います。具体的な商品は、S&P500に連動するインデックスファンドなら、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、全世界株式に連動するインデックスファンドなら、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」がいいと思います。なぜeMAXIS Slimシリーズを推すかというと、既に信託報酬が最安で、ライバルの商品が信託報酬を最安レベルに引き下げると、eMAXIS Slimシリーズも信託報酬を下げている実績があるからです。「eMAXIS Slimシリーズなら、いろいろ調べなくても、とりあえず信託報酬最安でしょー」という安心感があるからです。そして、ファンドを買ったら、後はひたすら放置です。放置すれば放置するだけ複利の効果で資産は増える可能性が高いです。そのため、なるべく年齢が若い時から始めると、投資期間を長く取ることができて、資産が加速度的に増える様子を感じることができる可能性が高いです。ちなみに、「ファンドを買って、後は放置」するだけで、下記の関連記事の様にほとんどの運用のプロに勝てます。

クレカ積み立てを利用してファンドを購入すると、金融機関とSBI証券の口座を連携させるよりも手続きが楽で、ポイントももらえるのでとてもお得です。ちなみに、クレカ積み立てを行うと、原則毎月1日にファンドの買付を行います。そのため、クレカ積み立てにすれば「毎月何日に買おうかな?」と悩むこともなくなります(逆に購入日にこだわりがある場合はデメリットかもしれません…)。

SBI証券でのクレカ積み立てで10万円に設定できるのが2024年5月買付分からです。5月買付分から10万円にしたい場合は4月10日までに設定する必要があります。設定方法も簡単なので、引き上げる予定がある場合は忘れない様に早めの設定がオススメです。

インデックスファンドを用いた資産運用は、とても簡単ですが、証券会社に口座を作ったり、設定をしたり、それなりに面倒なところもあります。インデックスファンド投資の欠点があるとすれば、「面倒くさい」だと思っています。基本的な設定を終えれば、後は放置しておくだけで、理論的に、そして過去のデータが示すように資産が増える確率は高いと思っています。

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