メルカリでの値段付けが意外に難しい。需要と供給のギリギリの見極めが難しいです。

お金の話し

フリマサービスのメルカリをご存知でしょうか?波乗りうーたんは、メルカリを大きく分けて、2つの目的で利用しています。

1つは使わなくなった物や、使わない物をメルカリで売って利益をあげる目的です。使わなくなったキッチン用品や、あらかじめ付いてくる物で使わない物(新品のオーブントースターに付いてきたグリルパンや、掃除機の付属パーツ、などなど…)をメルカリで売却することがあります。置いておいてもスペースを取るし、捨てればゴミになるし、一か八かメルカリで売って、お金になればラッキー。的な感じでメルカリを利用します。

メルカリは出品したい物の写真を撮って、自分で、売りたい価格を設定します。波乗りうーたんは、値段をつける時に「いくらにしようか?」といつも悩みます(笑)。同じものが売っていれば、前例を参考にしますが、同じ物が無かったり、同じ物が売れていても価格に差があるときは結構悩みます。

そもそも値段は買いたい人と、売りたい人のバランスが合ったところで値段は付くものだと思います。需要と供給ってやつですね。そこのバランスの見極めが結構難しいです。メルカリに出品して、すぐに売れた時は、「もっと高くすればよかったー!」となることもしばしばあります。すぐに売れるってことは、需要に対して供給側の値段が安かった、つまり安く値段を付けてしまった、と思っています(違ったらすみません)。

メルカリで何回も取引をしていると、当たり前の話しですが、需要に対して供給が多い物は安い値段でしか売れず、需要に対して供給が少ない物は高く売れることが、何となく分かります。同じシリーズのおもちゃでも、キャラによって、色によって、値段は変わります。

世の中でも、ほとんどの物が需要と供給で値段は決まってくると思います。例えば、2020年の春に世界を恐怖に陥れた「新型コロナウイルス」の時、マスクの値段が急騰しました。今ではマスクも普通に買えますが、コロナ禍初期は本当にマスクを買うことができませんでした。マスクが売られるという情報があれば、店の前に人が並びました。あまりの混乱ぶりに焦ったのか、政府が国民に布マスクを配るという驚きの政策も今となっては「そんなこともあったなー」と懐かしさすら覚えます。マスクの値段も1箱50枚入りで、5000円!とか、今となっては意味がわからない値段で売られていました。どうして、そんな値段で売られていたのか?売れていたのか?それはその値段で、買い手がたくさんいたからだと思います。そもそも、マスクを生産するメーカーや、輸入するメーカーも売れ残ったら在庫になってしまうし、少なかったら販売の機会損失になってしまうので、数量はかなり緻密に計算して製造したり、輸入するはずです。

しかし、コロナ禍ではマスクの需要が爆発的に伸び、それに対して供給が全く追いつかない状態になり、店頭からマスクが無くなりました。マスクを欲しい人はたくさんいるので、マスクを持っている業者は値段を高くして売り、それを買う人がいるので、マスクの値段が急騰しました。今にして思えば、完全に需要と供給のバランスが崩れていました。その後、メーカーがマスクの生産を増やしたり、輸入量を増やしマスクの供給量を増やしてくれました。そして、需用と供給が釣り合った瞬間に、マスクの価格は、適正に戻りました。このように需用と供給は、価格とかなり密接に関係しています。

メルカリの2つ目の利用目的は、着用して使用しなくなった洋服などをメルカリで売って、利益を出す目的です。こちらの目的は「物を購入する時から売却することを考えている点」で、1つ目の目的とは違う考え方です。先ほどの需要と供給が値段に与える影響を考えると、洋服などは使用した後に少しでも高く売れる物を購入すると、結果としてお得に利用することができる様な気がしています。そのため、購入する時に、人気やブランド、色などを気にして、同じ様なスペックならばリセールバリューが出そうな物を購入するように心がけています。使いたいものを使う!という考えもよく理解できますが、波乗りうーたんはどうしてもリセールバリューが気になってしまいます…。

リセールバリューに関して、自動車や不動産を買う時にはリセールバリューを気にする人も多いと思います。車に関しては乗った後に下取りに出せば、リセールバリューがある車ならば高く業者が買ってくれ、新しい車の資金にすることができます。リセールバリューのある不動産をローンで購入した場合、例えば住んで売却した時に、仮に購入した値段で売れれば、支払ったローンが丸々返ってくるわけで、ローンを貯金していたことになります。購入した価格ではなくても、なるべく高く売れれば、次の住み替え先などの選択肢は広がります。

需要と供給で考えれば、車ならば人気のある車種や、特定の層に絶大な人気のある車種がリセールバリューが出そうです。また、不動産ならば、日本全体で毎年人口が減っていく中で、逆に人口が増えていく地域の不動産がいいかなーと考えています。人口が増える地域ならばシンプルに需要が固く、人口が減る地域は需要に対して供給が増えるからです。

メルカリで最近、着なくなった洋服の出品をしたら秒で売れました。安く値段をつけてしまったかも…悔やんだ末、いろいろと考えてしまいました(笑)。

ちなみに、波乗りうーたんは、転売ヤーではありません。親や知合いからもらったものを出品して、メルカリで売却したことはあります(それもどうかと思いますが…)が、始めから定価以上で売る目的で物を購入して、売却したことはありません。

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