オルカンか?S&P500か?ニッセイ基礎研究所のレポートがとても勉強になります。

資産運用

先日、ニッセイ基礎研究所の記事を引用し、積み立て投資と一括投資について、それぞれのリターンについて紹介しました。

その記事の最後の方に、オルカンとS&P500についての記載がありました。「オルカンと、S&P500は結局どちらの方がリターンがよいのか?」というインデックスファンドを購入している投資家が1度は持つ悩みについて、丁寧に説明されていました。

引用元
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=77474?site=nli

2000年から2011年、2012年から2023年の2つの期間でオルカンのベンチマークであるMSCI-ACWIとS&P500の指数の比較が紹介されていました。前半の2000年から2011年はMSCI-ACWIの方がリスクとリターンがS&P500よりも高い結果でした。ただ、どちらの指数も11年間のリターンがマイナスになっていて驚きました。おそらくITバブルとリーマンショックの影響だと思われます。後半の2012年から2023年はS&P500の方がリスクとリターンが高い結果でした。記事では今回の結果と、世界情勢から今後もS&P500がオルカンと比較して、リスクとリターンとも少し高くなる見通しを示していました。
波乗りうーたんは、S&P500よりもMSCI-ACWIの方が投資対象として良いと思っています。確かにS&P500もとても良いと思いますが、「アメリカだけ」の成長に期待することに少し不安があるからです。それにMSCI-ACWIもアメリカが60%を占めているので、今後もアメリカが引き続き成長しても、ある程度利益を享受できるはずです。未来のことは全く分からないので、とにかく投資先を分散させ、どんな未来が来ても利益を取り逃がさない投資方針です。
波乗りうーたんはMSCI-ACWI推し、つまりオルカン推しですが、記事の通り、結局最後は好みで選んで問題ないと思います。もしも、決めることができないならば、半分ずつ購入しても良いと思っています。

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