2023年のS&P500指数は「マグニフィセント・セブン」が牽引していた様です。

資産運用

ヤフーニュースが2023年11月に「マグニフィセント・セブン」の時価総額が2022年末比で約7割も増えている一方で、この7社を除いたS&P500指数の時価総額は年初来でほぼ横ばいであったことを報じています。
2023年のS&P500指数は年初から24%上昇したことをブルームバーグが報じています。

24%上昇と聞くと、全ての銘柄が一律に24%上昇したように思いがちですが、実際にそうではなかった様です。「マグニフィセント・セブン」の成長が圧倒的で、「その他の493社」の成績はイマイチであったことが分かります。「好調な米国株」と言われていますが、実際には「米国のマグニフィセント・セブンは好調で、その他はイマイチ」という表現の方が合っているかもしれません。また、いくら「好調な米国株」に投資していても、成長したセクターを外して投資をしていたら、イマイチな結果に終わった可能性が高いと思います。
では、「2024年もマグニフィセント・セブンに全力投資!」という考えも浮かびそうですが、今後も成長を続けるのかは分かりません。また、「その他の493社」の中から次のブームを牽引する企業が生まれるかもしれません。
ブルームバーグに書かれている様に、下手にファクター投資やセクター別投資を行なうと予想が外れた時にリターンを取りこぼしてしまいます。やはり、S&P500の様に市場全体に分散投資する方法が1番簡単かつ、シンプルで、そこそこ良好な結果に落ち着くものだと思います。

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