eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の純資産総額が5兆円を超えました。

資産運用

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の純資産総額が5兆円を超えました。

設定日2018年7月3日なので、約6年(72ヶ月)で5兆円に到達しました。また、総額が4兆円を超えてから、約2ヶ月半でさらに1兆円増えました。ものすごい勢いで純資産総額が伸びていることが分かります。

純資産総額は、例えば10人が10万円をある投資信託を購入した場合、投資信託の純資産総額は10×10万円で100万円になります。さらに株価が上がり投資信託の価値が120万円になったら、純資産総額は120万円になります。そのため、資金の流入と株価の変化が純資産総額に影響を与えます。最近の米国株式は絶好調なのと、2024年1月から運用が始まった「新NISA」の影響で、資金が流入し純資産総額は順調に伸びていると思います。また、S&P500は米国株式なので、歴史的な円安も純資産総額の伸びに貢献していると思います(円建ての海外株は円安に振れるだけで価値が増えます。)。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はファンドの純資産総額ランキングで1位です。日本で一番規模が大きなファンドです。また、2位はeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」です。

eMAXIS Slimシリーズが1位と2位を占めていて、上記の2つのファンドだけで、純資産総額は約9兆円です。eMAXIS Slimシリーズが人気の理由は、既に信託報酬が最安レベルで、他の会社がさらに低い信託報酬の商品を出した場合は、追随することを「売り」にしていることだと思います。
何度も手数料を下げている実績もあり、「とりあえず、eMAXIS Slimシリーズ買っとけば、信託報酬は最安でしょ。もしくは最安にしてくれるでしょ。」という「安心感」が他の商品にはない大きな魅力です。その安心感から、投資家がさらにeMAXIS Slimシリーズを購入し、純資産総額がさらに伸びるという循環が産まれている様に思います。
先日、NISA買い付け額とNISA口座が順調に増えていることをブログにしました。

NISA口座の今後の「伸びしろ」や、資産運用への関心の高まりを考えれば、まだまだeMAXIS Slim米国株式(S&P500)とオルカンを擁するeMAXIS Slimシリーズの純資産総額はさらに伸びていくと思います。

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