「資産運用に活用したい商品・神セブン」を選んでみました。

資産運用

2024年から運用が始まった新NISAの影響からか、人気のインデックスファンドの純資産総額の伸びが大きくなっています。また、信託報酬の低いインドのインデックスファンドや、成長著しい「マグニフィセント・セブン」に投資するファンドなど、新しい商品も続々発売されています。新しい商品は、確実に投資家の選択肢が広がるので、基本的には歓迎です。ただ、その商品を資産運用に活かすかどうかは個人の自己責任の範囲になると思っています。
波乗りうーたんは、実際に資産運用を始めて6年目です。また、インデックスファンドを用いた資産運用に関する本も何冊か読んできました。その中で、波乗りうーたんが思う「資産運用に活用したい商品・神セブン」を選びたいと思います(2024年4月11日現在)。

波乗りうーたんが好む投資手法は
・置いておくだけで増える可能性がある。
・簡単で、しかも面倒じゃない。
・誰でも実行できて、ネット証券等で普通に買える(普通に買えない商品は多分詐欺です。)。
・ファンドを混ぜたりしないで、基本的に1つのファンドで完結。
こんな感じです。この基準に沿って考えたいと思います。では、波乗りうーたんが選ぶ「神セブン」はこちら!

①eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)「オルカン」
②eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
③eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
④eMAXIS Slim先進国株式
⑤SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
⑥SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
⑦個人向け国債 変動10年

以上です。

eMAXIS Slimシリーズは信託報酬が最安で、信託報酬が安い他の商品が発売された場合は、最安の信託報酬を目指すことを「売り」にしています。

これまでも信託報酬を下げてくれた実績があるので、eMAXIS Slimシリーズを軸に選びました。波乗りうーたんは、普段「日本円」で生活しているので、資産の通貨を分散させる目的で、投資先は海外株式中心です。日本円で生活し、投資先も「日本だけ」だと、保有している通貨が日本円だけになってしまいます。「神セブン」について少しメモ程度に紹介します。

①eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)「オルカン」はMSCI ACWIに連動するインデックスファンドです。これ1つで日本を含む世界の47の国と地域、約3000銘柄に分散投資できます。波乗りうーたんは、日本企業の成長にも期待しているので、日本を含みかつ世界中の国に投資できる「オルカン」をメインに購入しています。

②eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は米国の主要な株価指数のS&P500に連動するインデックスファンドです。このファンド1つで、米国のトップ企業500社に投資することができます。

③eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)はオルカンの日本株を抜いた商品です。
「投資は海外のみでOK。でも新興国の成長にも期待したい」という要望に、これ1つで対応できます。

④eMAXIS Slim先進国株式はMSCIコクサイインデックスに連動するインデックスファンドです。これだけで、日本を除いた22カ国の先進国に投資できます。「投資は海外のみでOK。新興国のカントリーリスクを取りたくない」という願望に対応できます。仮に新興国の時代が来たとしても、新興国で売れる物は先進国が開発した物の可能性が高い(仮にインドでスマホが爆発的に売れても、その製品はアイフォンや、アンドロイドで、結局は先進国の企業が儲かる)ので、「新興国に投資しなくても大丈夫。」という考え方も十分に理解できます。

⑤SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは米国株式に投資する商品です。この商品はCRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動するインデックスファンドです。S&P500は米国のトップ企業500社に投資します。それに対して、CRSP USトータル・マーケット・インデックスは米国の小型株を含む約3500社に投資することができます。S&P500でも分散は十分だと思いますが、「米国の小型株にも投資したい」、「米国株式でS&P500よりも分散を効かせたい」という場合はこのファンド1本で対応できます。

⑥SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するインデックスファンドです。オルカンと同じ様に、これ一本で日本、先進国、新興国に投資できます。オルカンとの最大の違いは小型株を含むことです。オルカンは世界47の国と地域、約3000銘柄に投資できますが、このファンドは世界47の国と地域、約9000銘柄に分散投資できます。「オルカンよりも分散を効かせて全世界に投資したい」という要望に対応できます

SBI・Vシリーズは他にもいろいろなファンドが発売されています。興味があったら、参考サイトを確認してみてください。

⑦個人向け国債 変動10年は、波乗りうーたんが考える「最強の無リスク資産」です。以前にブログでも紹介しました。

個人向け国債は元本が保証されている上に、普通預金よりも金利が良く、流動性も悪くないです。今後、金利が上がれば連動して金利が上がり、金利が下がっても0.05%の最低利率は保証してくれます。生活防衛費は現金と個人向け国債で保有しておくのが良いと思います。

以上が、波乗りうーたんの考える「資産運用に活用したい商品・神セブン」です。①から⑥はインデックスファンドで、基本的に米国株式がメインです。後は日本株を入れるか?新興国株を入れるか?米国株だけで運用するか?…などの違いで、そこまで大きくは変わりません。そのため、①から⑥までの商品なら個人の好みで選んで問題ないと思います。また、①から⑥までの商品に連動するインデックスは、中身の銘柄が自動的に入れ替わるので、常に時代に合った銘柄に投資することができます。
波乗りうーたんは、現在は米国株が最強だと思います。しかし、今後のことは分からないので、世界中の企業に投資したいと考え、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)「オルカン」をメインに購入しています。また、どうしてSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドではないか?というと、シンプルにオルカンの方が早く発売されていて、すでにオルカンに投資していたので、他のファンドへの乗り換えが面倒だからです。
生活防衛費は現金(預金)と個人向け国債 変動10年。リスク資産は上記の①から⑥のファンドを1つ選んで、淡々と積み立て投資をすれば、それなりに資産が増える可能性は高いと思っています。

「神セブン」の商品は波乗りうーたんの考えで選出しました。ご意見や反論もあると思いますが、その辺りはお許しください。

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