MSCI ACWIが最高値圏内!対象地域の4割で昨年来高値の水準。絶好調の時に少し考えること。

資産運用

日経新聞が、MSCI ACWIが最高値で推移していて、21の国・地域は2月に入って昨年来高値を付けていることを報じています。米国やインドなどでは最高値更新も記録しているそうです。また、ヤフーニュース(トレーダーズウェブ)では欧州株が堅調で、ドイツの独DAXや、フランスの仏CAC40は最高値を記録しているそうです。

日経平均株価も史上最高値更新に現実味を帯びていて、世界的に株価は絶好調です。資産運用を始めて、ちょうど1年位の人は、あまりの好調さにビックリしているかもしれません。何と言っても、オルカンのトータルリターン(1年)が32.14%。eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のトータルリターン(1年)が40.50%も出てるのですから。ビックリしない方がおかしいです。正直なところ、波乗りうーたんもビックリしています。このように資産運用が絶好調の時に波乗りうーたんは、いくつか考えていることがあります。

①絶好調は永遠には続かない。
全世界株式の平均リターンは年利6〜7%位だと言われてもいます。これはリーマンショックやコロナショックを含んでいます。それと比べると、現在のリターンは異常と言えます。そのため、いつかは調整局面を迎えると思います。それがいつなのかは分かりません。明日なのかもしれないし、10年後かもしれません。一応、「いつかは下落局面が来るな」という覚悟は持っておいた方が、本当に下落局面が来た時に慌てないかもしれません。そして、本当に下落局面や暴落が来たら、絶好のチャンス(買い場)だと思った方が良いです。

②株高で高値掴みだと思っても、積み立て投資は辞めない。
そもそも株高なのかどうか、素人の波乗りうーたんには分からないですし、プロでも意見が分かれるところだと思います。波乗りうーたんは2018年6月から資産運用を始めましたが、その頃から「株高だ!アメリカのPERが高すぎる!リーマンショック級の暴落が来る!今は始め時じゃない!」と主張していた評論家もいました。確かにコロナショックで元本を大きく割った時期もありましたが、なんだかんだで資産を増やすことができました。むしろ、コロナショックの時に安く仕込んだオルカンが株価の回復で大きく膨らみました。暴落や恐怖を煽るメディアも存在しますが、あまり気にしない方がいいと思います。インデックス投資について著名な本を何冊か読みましたが、インデックス投資で特に大事なことは、高値掴みや暴落を避けることではありません。市場に居続け平均的なリターンを重ねることと、投資期間を長く持って、複利の効果を活かすことの2点だと思っています。株が絶好調だから購入しない、株価が下がったら資産運用を始めよう、という考えはあまり良くない様な気がします。

③利益を確定して売却しない。
利益が出た時に高く売って、次に訪れる下落局面で安く買い直そう!」という考えも浮かぶかもしれませんが、波乗りうーたんは、いくら利益が出ていても売却しません。売却する時は、資金が必要な時にのみ売却する方針です。株式が安い時に買って、高く売るという方法は、簡単そうに思えて、かなり難しいと思っています。そもそも、プロが運用するアクティブファンドもインデックスファンドにほとんど勝てない現状をみると、素人の波乗りうーたんがインデックスファンドに勝てるわけがありません。アクティブファンドとインデックスファンドについては以下のデータを参考にしてください。

売ったり、買ったりを繰り返している内に、絶好の買い場を逃してしまうかもしれません。②で触れましたが、平均的なリターンを重ねることと、複利の効果を活かすことが大事だと思っています。

④リスク資産が大きくなりすぎていないか確認。
株価が絶好調だと、リスク資産が膨らみます。自分が思っている以上にリスク資産を持ってしまうと、万が一、暴落した時に狼狽売りをしてしまうかもしれません。絶好調の時にリスク資産の量を確認し、調整することができれば精神的にも安心だと思います。
波乗りうーたんはリスク資産に関しては、一時的に半分になってしまう覚悟を持っています。半分になってもファンドを売却せずに耐えれる様に生活防衛費を用意しています。生活防衛費の考え方については、また書いてみようと思っています。

いろいろと思っていることを書いてみましたが、波乗りうーたんは相場の好不調に関わらず、これまで通り淡々と積み立て投資を基本とした資産運用を続けます。

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