確定拠出年金を株式で運用する割合が50%を超えました。

資産運用

日経新聞が企業型確定拠出年金で、株式を含む投資信託で運用する割合が50%を超えたことを報じています。


引用元
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77657210V10C24A1MM8000/

2020年の3月末では元本確保型が51.7%、株式を含む投資信託が36.8%でした。しかし、2023年3月末では元本確保型が39.7%、株式を含む投資信託が50.0%と、たった3年で割合がほぼ逆転しています。
元本確保型はほとんど利子がつかないので、物価高になると、実質的な価値が減ることに多くの人が気づき始めたのか、YouTubeやSNSで資産運用について学ぶ機会が増えたのか、原因は分かりませんが、この割合の変化は正直びっくりです。
波乗りうーたんの知人の中で、証券口座の作成にハードルを感じていて、既に元本確保型で運用していた確定拠出年金を株式で運用するようになった人もいます。そのような人も意外に多いのかもしれません。
また、国内株:外国株:バランスの比率が2020年3月末は1:0.8:1.6でしたが、2023年3月のでは1:1.3:1.6となっていて、外国株の比率が多くなっています。人気のオルカンやS&P500を参考にするようになった人も多いと思われます。

波乗りうーたんも企業型確定拠出年金を用いて資産運用しています。購入している投資信託と比率は以下の通りです。
・DIAM国内株式インデックスファンド → 10%
・インデックスファンド海外株式ヘッジなし → 80%
・インデックスファンド海外新興国株式 →10%
オルカンの日本、先進国、新興国の比率を参考に積み立てています。

確定拠出年金は税制が優遇されている点も魅力ですが、基本的に途中解約できない点もとても良いと思います。途中解約できないため、株価の急落で狼狽売りを防ぐ効果が期待できるためです。
新NISAの影響もあり、確定拠出年金の世界でも金融資産が投資に向かい始めています。

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