信託報酬最安レベルのインドファンド、マグニフィセント・セブンのファンドが発売!

資産運用

2024年4月5日に、楽天投信から「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」が発売されます。連動するインデックスはNIFTY50で、インドを代表する株価指数です。

信託報酬は0.308%と発表されていて、インドインデックスファンドの中では最安レベルです。インドインデックスファンドの中でもNIFTY50に連動するインデックスファンドは三菱UFJアセットマネジメントが「eMAXIS インド株インデックス」を、大和アセットマネジメントからは「iFreeNEXTインド株インデックス」が発売されていますが、共に信託報酬は0.4%台です。
もう一つのインドを代表する株価指数であるSENSEXに連動するインデックスファンドとしては、SBIアセットマネジメントから「iシェアーズ・インド株式インデックス」が発売されています。こちらも信託報酬は0.4%台です。
NIFTY50とSENSEXを比較すると、NIFTY50は50銘柄、SENSEXは30銘柄から構成されていて、NIFTY50の方が組入銘柄が多いです。そのため、より分散が効いていると思われるので、波乗りうーたんはとしてはインドのインデックスファンドを購入するなら、NIFTY50に連動するインデックスファンドがいいかなーと思います(実際につい最近まで、保有していました。)。
2023年の3月に、「iFreeNEXTインド株インデックス」が発表されてから、各社からインドインデックスファンドが発売されています。それまではインドのファンドを購入しようと思ったら、信託報酬が1%を超えるようなアクティブファンドしかなかったように思います。また、上記の「iFreeNEXTインド株インデックス」も発売当初は信託報酬が0.781%でしたが、0.473%まで引き下げられました。
インドの株価指数は好調です。圧倒的な人口を擁し、経済成長も比較的順調です。最近も、MSCI ACWIの中のインド株の割合が過去最高になったことも話題になりました。

波乗りうーたんもインド株にはとても期待しています。ただ、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)「オルカン」と、「EXE-iグローバルサウスファンド」も購入していて、グローバルサウスファンドには、約23%インド株が含まれています。そのため、さらにインド株を増やすこともないかなーと思ったのと、シンプルに複数のファンドの管理が面倒になったので先週売却しました。今後は、グローバルサウスファンドを通してインド株の応援をします。
ただ、インド株式は分類上、新興国のカテゴリーに位置しています。海外からの投資に対して規制があったり、地政学的なリスクもあります(実際に、隣国の中国とパキスタンとの間で領土問題を抱えているようです)。そのため、インドに投資する場合は、インドに全振りの投資ではなく、全世界株式や米国株式にプラスして購入した方が良いと思います。

三井住友トラスト・アセットマネジメントからは、「米国大型テクノロジー株式ファンド(愛称:マグニフィセント・セブン)」が2024年3月28日から取り扱いが始まりました。

以前にブログでも紹介しましたが、アメリカのGoogle、Apple、facebook(現Meta)、Amazon、Microsoftの通称「GAFAM」にNVIDIAとTESLAを加えた7社が「マグニフィセント・セブン」と呼ばれています。マグニフィセント・セブンの時価総額は、日本、イギリス、ドイツの3カ国合計の時価総額よりも大きいです。たった7社で3カ国の時価総額を超えているのは本当にビックリです。

その7社に均等配分で投資できる商品が、このファンドです。マグニフィセント・セブンに大きな期待をしている場合や、今後もマグニフィセント・セブンの圧倒的な成長に期待している場合、ぴったりなファンドだと思います。また、面倒な均等配分も信託報酬0.594%と比較的低い手数料で調整してくれるのも良いと思います。

ただ、分散投資が好きな波乗りうーたんは、このファンドの購入は、ちょっと難しいかなーと思っています。たった7社に投資するのは集中投資で、もしもマグニフィセント・セブンが失速、あるいは急落した時には、もろに打撃を受けてしまいます。これまでは圧倒的な成績を残している投資対象も、今後も成長し続けるのは保証は全くなく、むしろ圧倒的な成績を残している分、今後の伸び代の部分に少し不安があります。米国に投資するならば、広く分散されている、S&P500や全米株式に連動する投資信託の方が、無難な様な気がします。
新NISAの影響からか、本当に次々と新しいファンドが設定されています。自分で購入するかどうかは別にして、ファンドの充実は投資の選択肢を広げてくれるものだと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました