ゴールド価格が最高値の1グラム11093円を記録!波乗りうーたんのゴールドに対する考え方。

資産運用

2024年3月4日にゴールドの価格が史上最高値の1グラム11093円を記録したことを日経新聞が報じています。

偶然だと思いますが、日経平均株価が史上最高値を記録したのと同じ日に、ゴールドの価格も最高値をつけました。
株とゴールドは違う値動きをしたり、インフレに強い資産なので、リスク資産の中に株だけでなくゴールドを入れる場合もありますが、波乗りうーたんは「ゴールドは持たなくてもいいかなー」と考えています。ゴールドを持たなくてもよいと考えている点は以下の通りです。

①株もインフレに強い資産。
②手数料がかかる。
③ゴールドは価値を産まない。
④ゴールドの価格が上がれば、金鉱株の株が上がりそう。
上記の4点です。

①に関して、ゴールドは採掘量が非常に少なく、希少価値が高い資産なのでインフレに強いです。
しかし、株もインフレに強い資産と言われています。理由としては、インフレ下でモノ・サービスの価格が上昇すれば、企業の売上が上がりやすくなり、収益の上昇が期待できるからです。 その結果、株価が上昇する可能性が高まります。インフレ対策としては金を持たなくても、株で十分な気がしています。

②に関して、ゴールドは売値と買値で価格差(スプレッド)があります。2024年3月4日のゴールドの価格は以下の通りです。
店頭小売価格:11093円
店頭買取価格:10984円
シンプルにゴールド1グラムを買って、すぐに売ったら109円損します。買った瞬間に約1%価値が下がってしまうということは、約1%の購入手数料を取られているのと同じと考えることができます。現物のゴールドの保管方法も倉庫(金庫)に入れたり、輸送に手間がかかったり、有事に備えて保険を掛けたりと、諸々と費用が嵩むことが想像され、その費用は利用者に転嫁されます。そのため、ゴールドを扱った金融商品は一般的に手数料が高いと思われます。また、「国が崩壊し、海外に逃亡した時のための金!」的な究極の保険商品として「現物のゴールド」を持つ考えも分からなくはないですが、波乗りうーたんは、そこまでの危機を想定していません。
もしも、ゴールドをリスク資産に加えるなら、ゴールドの価格に連動する手数料の安いインデックスファンドがいいと思っています。
ゴールドの価格に連動する手数料の安いインデックスファンドとして、SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(信託報酬0.1838%)や、ブラックロック・iシェアーズ・ゴールドインデックスファンド(信託報酬0.5085%)などが発売されています。これらのファンドは購入手数料も無料なので、現物のゴールドは不要でリスク資産の中にゴールドを入れたい場合に検討してみてもいいと思います。

③に関して、ゴールドはモノなので、持っていても利子や配当金が生まれません。価格の動きは需要と供給のバランスの要素が大きく、結局のところ「誰かの損は、誰かの得」的な投機的な要素が強い様な気がしています。
投機と投資については波乗りうーたんでは説明が難しいので、NEXTFUNDSの記事を参考にしてください。

株はゴールドとは違い利益を産み、利益を株主に還元してくれます。
株が利益を産む大雑把な流れは以下の通りです。
1.資本家が株を買い、株主になる。
2.株式会社は集めた資金で、設備投資や研究開発をして、良い製品を消費者に提供する。
3.消費者が製品買ったり、サービスを利用して、お金を株式会社に支払う。
4.株式会社は売上から費用を引いて、利益を株主に還元する。

この様な流れで、基本的には企業活動が続く限り株は利益を産みます。この様に株は持ってさえいれば、利益を株主に還元してくれるので、利益のおこぼれをいただけると考えています。
波乗りうーたんは、持っているだけで、資産が増えていく様な投資手法が好きなので、その観点でも「ゴールドは持たなくてもいいかなー」と考えています。

④に関して、ゴールドの価格が上がれば金鉱株の上昇が期待できます。金鉱株とは金鉱山を所有する様な会社の株です。ゴールドの価格が上げれば、その様な会社の売上が上がります。費用は変わらないとすると、利益が上がるので、株式市場で金鉱株が評価され株価の上昇が期待できます。

波乗りうーたんは、eMAXIS Slim全世界(オールカントリー)をメインに購入しています。eMAXIS Slim全世界(オールカントリー)は47カ国、約3000銘柄に分散投資しているので、この中には少なからず金鉱株が含まれています。仮に「ゴールド最強時代」が到来しても、金鉱株の上昇にともなう「利益」をある程度享受できると考えています。
以上が、波乗りうーたんの「ゴールドは持たなくてもいいかなー」という理由です。

あくまで、波乗りうーたんの独断と偏見マシマシの考え方なので、1つの考え方として、捉えていただければ幸いです。

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